カーオーディオ専門 SDB 代表 ハツヤマと申します
この度、SDBの通販サイト IIOTO.FUN を開設しましたが、こちらのサイトは『DIYユーザー様に向けたカーオーディオ製品の販売サイト』がコンセプトになっております
これからカーオーディオをDIYで始めようと思っている方や、もう始めていてステップアップを考えている方、完成してもっと極めてみたい方まで、エントリー商品からハイエンド商品までの幅広いラインナップと致しました。
全ての商品に言えるのは、SDBにて自信を持ってオススメできる商品ばかりです。
今回はカーオーディオDIYユーザーを対象に、目的別に商品を紹介して行こうと思います。
カーオーディオ製品の紹介の前に、まずは、注意事項からお話しようと思います
最初に、カーオーディオのグレードアップを行う時に考えることが、純正システムから市販システムへの交換だと思います。
スピーカーを変えると音が良くなるかな
デッドニングを行うと音が聞こえやすくなるかも
ヘッドユニットを交換すると音がきれいに響くはず
でも、ちょっと待ってください。
音が良くなるかな・聞こえやすくなるかも・きれいに響くはず、なのかもしれませんが、カーオーディオにおいて優先すべきはバランスだとSDBは考えています。
スピーカーで金額の高い製品は基本性能がとても高いのですが、その基本性能を発揮させるためのスピーカーの取付から始まり、そのスピーカーを駆動する能力を発揮させることが出来るアンプ、そのアンプに再生メディアの情報を忠実に伝送するヘッドユニットが必要です
つまり、カーオーディオ製品のすべてはバランスを考慮した選択が必要であり、バランスを考慮しないカーオーディオ製品の購入は『音』のバランスを崩していきます。
例えば、自動車量販店にてスピーカーのデモボードにて試聴します。
このメーカーのスピーカー、いい音だな。
よしこれを取付ければ、音がよくなるかも。
これが、間違いの始まりです。
自動車量販店にてデモボードに取り付けられているスピーカーのほとんどがセパレートスピーカーです。
セパレートスピーカー
まず、デモボードとして試聴した環境は、店内だと思います。
あの広い店内で試聴した音が、車内で同様の音が響くかといえば、響きません。
車内と店内では、音が響く環境に雲泥の差があります
次に、ミッドウーファーとツィーターの取付箇所についてですが、スピーカーBOX内に取り付けられた状態での試聴だと思います。
デモボード
このようにミッドウーファーとツィーターの距離が近い状態での試聴が一番の問題点です。
ミッドウーファーが運転席に向いていて左右対称に設置し、ツィーターもミッドウーファーに限りなく近く設置が可能で、ツィーターも左右対称に設置など出来るのでしょうか。
このような取付が可能で、車内環境が店舗のような広大な大きさであれば車内に取り付けても、試聴時に確認できたような『いい音』を車内で響かせることが可能になるかもしれません。
つまり、車内でデモボードにて試聴した『いい音』を再現するのはとても難しいことなのです。
次に、デッドニングすれば聞こえやすくなるかな、と考えて市販品のデッドニング材料を購入して、時間をかけて施工しました。
これも、間違いの始まりです。
デッドニング
もちろん、デッドニングが間違いではないのです。
ドアを固めるだけの施工というデッドニングが間違いなのです。
つまり、『固める』という考え方が間違いの始まりなのです。
例えば、ホームオーディオのエンクロージャーですが、MDFやら合板での箱作りが基本になっていますが、スピーカーの大きさに比べて重量が重いと実感されている方々は多いと思いますが、あの重量は明らかにスピーカーBOX(エンクロージャー)の重さです。
ホームオーディオ スピーカー
つまり、スピーカーの大きさと比較にならないくらい、頑丈に作らないとエンクロージャーとして機能しないのです。
エンクロージャー 内部
あれだけ頑丈に製作しても、スピーカー駆動中にスピーカーBOXに手を添えてみると振動は伝わりますが、スピーカーが発する『音』という空気振動のエネルギーは想像を超えるエネルギーを発していることがわかると思います。
カーオーディオに戻りますが、ほとんどのクルマのスピーカー取付場所はドアインナーパネルですが、ドアインナーパネルの素材は鉄がほとんどで、重ねあった鉄板でも厚さは1mm以下です。
ドアパネル内
このような薄い鉄板に制振材を張り付けて『固める』だけのデッドニングという施工をしたところで、スピーカーの駆動エネルギーに打ち勝つ『固める』デッドニングなどできるわけがありません。
いや、デッドニングを行って低域が増えたという意見もありますが、それでは伺いますが、中域の一番聞きやすい周波数帯はどうなっていますか。
多分、減衰されているのではないかと思います。
これが、間違いの結果です。
先ほどにもお話した通り、『音』のバランスは明らかに崩れています。
人間の聴感で一番感覚的に鋭い周波数帯は、個人差がありますが約500Hz~4,000Hzといわれています。
この周波数帯を担う帯域は中域です。
一番敏感で心地いい周波数帯を減衰させてしまう、『固める』デッドニング。
聞きやすくなるかも、で始めたデッドニングは『いい音』のバランスを崩す間違いの結果でもあるのです。
そして最後に行うのが、ヘッドユニットの交換です。
ヘッドユニット
中域の音の細さの気づき、それではイコライザーやタイムアライメントやDSPを搭載したヘッドユニットに交換して、『音』の細さを補い響きがきれいになるだろうと交換します。
これが、最後の間違いです。
素晴らしい調整能力を持っている方々で、イコライザーやタイムアライメントやDSPでRTA測定などを駆使して調整したところで、根本が間違っている加工がされたドア取付部に取り付けられたスピーカーで調整したところで、結果は出ています。
『音』のバランスはさらに確実に崩れていきます。
ヘッドユニットのイコライザー、調整しても音質が歪んでゆくだけです。
調整時に満足しても次回には『あれ?』と再調整で、調整に調整を重ねるから悪い状態がさらに悪化します。
タイムアライメント、定位がピンポイントに定まったとしても、音のスケールが小さくなり崩れたバランスで調整したところで、こぢんまりとした迫力が落ちる寂しいカーオーディオ環境になります。
デジタルシグナルプロセッサーは音の芯を細くしてしまい、運転席のみが芯の小さな大音量で満足、助手席や後席の人は『てんやわんや』で、音酔いのいい迷惑です。
音がきれいに響くはずだと思ったヘッドユニット交換は、音の広がりを狭くしてピンポイントに鳴っているようで迫力が欠けて、きれいに響いたとしても『音』の芯の細い、痩せ堕ちた最後の間違いになってしまっているのです。
金額と時間をかけたから、よくなっているはずだ。
みなさん、そう思うでしょうし、それは当たり前の感情です。
ただ、根本に戻りますが、本当に純正のスピーカーはダメだったのでしょうか。
『いい音』でクルマを楽しみたいから、みなさんはスピーカー交換やデッドニングやヘッドユニット交換を行ったと思います。
ただ、純正スピーカーでも『バランス』を考慮した、ポイントを押さえた施工を行えば、もしかしたら、安価で十分に楽しめるカーオーディオを楽しめるようなクルマにすることが出来たかもしれません。
そして、さらなる音質向上を求める目標がはっきり判れば、『選択』に間違いは起きないのではないでしょうか。
冒頭にも記載した通り、こちらのサイトは『DIYユーザー様に向けたカーオーディオ製品の販売サイト』がコンセプトになっております
この記事を読んで、これからカーオーディオをDIYで始めようと思っている方や、もう始めていてステップアップをどうするか考えている方、完成しているが、更なる高みを求めて極めてみたい方まで、エントリー商品からハイエンド商品までの幅広いラインナップとしています。
そこで、カーオーディオの音質向上と『バランス』を考慮したIIOTO.FUNのラインナップ商品をステージ別に紹介してゆきます。
カーオーディオ初心者の方からハイエンドオーディオを目的とした方まで、現状のシステムに足すことで、更なる音質向上にご協力できれば、嬉しいです。
ただいまSDBのイチオシ商品 J-Iso
「音」の変貌がスゴいんです
そして、お値段も比べてみてくださいよ!
天下のアマゾンと同値!
もちろん正規代理店よりお届け
オススメ商品が繋がらないなんて恥ずかしいから、急遽作成しました
ちょっとお高いスピーカーケーブル使っちゃいましたが、このケーブルもイチオシ
一発目の出音で笑っちゃってください
J-Isoの出口はこちらのアンプなんていかが?
スピーカーは純正スピーカーでOK
J-Isoの出力ボリュームMAXで出力し、こちらのゲインボリュームは最小入力にすれば、とりあえず「いい音」出ますよ…多分
あっ、接続するスピーカーケーブルは→
とりあえずのスピーカーケーブル
四芯構造なので、一本でLR2chの接続が可能
アンプ出力先は、ヘッドユニット裏の純正スピーカーケーブルに4S6繋いでin・out間違えなければ「音」出ます
そして、ヘッドユニットボリュームをドンドン上げちゃいましょ~
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